MVNO(格安SIM)新プラン速報・比較
本日、NTTコミュニケーションズ株式会社より「OCN モバイル ONE」の新料金プランが発表された。
大手MVNO各社の新プランが出揃ったことから各社プランをまとめ比較してみた。
~1GBまでの最安は楽天モバイル、
~3GB、~6GB、~10GBの最安はnuroモバイル、
~15GBの最安はIIJ mio、
~20GBの最安はLIBMOモバイル、
無制限は楽天モバイルとなっている。
それぞれのキャリアを避けたい場合は青太字のキャリアを選定頂きたい。
おすすめSIMフリースマートフォン(Android/おサイフケータイ)
今回はMVNO各社で使用できるおすすめのSIMフリースマートフォンを紹介する。
参考のため各機種の対応バンドや受信速度なども掲載した。
電波をフル活用するために参考にして頂きたい。
今回は著者の独断と偏見で下記の基準に基づき、今現在発売しているものに限って纏めた。
選定基準は次の通り。
・おサイフケータイ対応
・Android OS: 発売時点のバージョンを掲載。参考のためにColorOSを含めた。ColorOSとは中国のメーカーOPPOがAndroidをベースに開発した独自OSである。クセが強いためお勧めしていない。また、Huawei騒動もあったので中国メーカーは避けるのが無難であると感じている。但し、安価であるため気にしない人やコスト重視の人には良いだろう。
・RAM 6GB以上: 最近のアプリでは4GB以下では厳しいと考え、6GB以上とした。
・Dual SIM: 2枚以上のSIMを利用できる機種。メインSIMをドコモ系MVNO、サブSIMを楽天モバイル(通話専用)にするのがお勧めである。
・5G対応: 現時点では5G網が整備途上であると考えており、5G対応は必須でないと考える。
赤で着色した部分がウィークポイント、青がおすすめポイントだ。
私の基準による高スペック機種は、高スペック順に、
・Xperia 1 II
・AQUOS zero2 SH-M13
・Xperia 5
・(AQUOS sense4 plus SH-M16)
である。
それぞれの最安価格は、
・Xperia 1 II ¥118,800~
・AQUOS zero2 SH-M13 ¥84,800~
・Xperia 5 ¥62,000~
・(AQUOS sense4 plus SH-M16) ¥45,800~
総合的なコストパフォーマンスから私のおすすめ機種は、
Xperia 5 である。
ソニー Xperia5 / SIMフリースマホ /【日本正規代理店品】/ 防水/防塵/Snapdragon 855 /ストレージ128GB / ブラック / J9260JP B
- 発売日: 2020/08/28
- メディア: エレクトロニクス
携帯電話事業者の4G周波数帯・バンド一覧(2020/6/9現在)
携帯電話事業者のバンドとは、総務省が各事業者に割り当てている周波数帯のこと。
SIMフリースマートフォンやMVNO(格安SIM)を利用するときに、最大限電波を活用するために事前にチェックが必要になる。
そもそもバンドに対応していないSIMを機種にセットしても電波をつかむことができない。
バンドの中でも700MHzから900MHzの周波数帯をプラチナバンドやゴールデンバンドと呼び、携帯電話向けに優れた特性を持つ。
下に現在割り当てられている4G周波数帯・バンドを示す。
docomo: NTTドコモやそのサブブランド、MVNOで使用される。
KDDI: au(KDDI、沖縄セルラー電話)やそのサブブランド、MVNOで使用される。また、楽天モバイルのローミングエリアでも利用される。
SoftBank: ソフトバンクやY!mobileやそのサブブランド、MVNOで使用される。
Rakuten: 楽天モバイルで使用される。現在楽天モバイル回線を利用したMVNOサービスはない。新規事業者のため保有バンドが少ない。ローミングエリアではau回線を利用するため、楽天モバイルを利用する場合はKDDIのバンドに対応した機種を選定しよう。
各キャリアショップや中古で購入したキャリア端末はそれぞれのキャリアのバンドに特化していることが多い、MVNO選定の際には注意が必要だ。
SIMフリー端末は各キャリアのバンドに満遍なく対応する必要があるため、中途半端な対応であることが多い。
端末の対応バンドはメーカーやキャリアのWebサイトに掲載されているケースが多い。